時事・事象・社会現象

「無駄のない」という無駄な努力について

昨今は「無駄のないこと」が賞賛される傾向にある、という話をどこかで聞いたことがあります。不景気が叫ばれた頃からずっとどこかで発言されていたようにも思うのですが、きっと随分前から言われ続けている話であると推測しています。無駄の削減、省力化、断...
時事・事象・社会現象

収益化を巡る騒動と闘争

「ウェブに場所を取って活動をする」ということの多くに「収益化」という付随品がタグ付けされており、多くの注目や時事に利用されているというのは昨今の日常風景になってしまったように思います。多くの人の目に触れ、多様な方向でもって活用されるようにな...
時事・事象・社会現象

さらばSNSの倫理観と思想論

もはや「SNS上での議論」というものが体をなさなくなってきた感があり、言論と思想の暴論と報復のような図式を形成するに至ってきたというのが随分と退廃的な雰囲気を醸造するに至っているという話ですが、「対話という名札のついた意思や思想の押し付け合...
時事・事象・社会現象

ローカル線の終着駅はどこに

このコロナ禍に於ける人の移動制限は、多くの幹線ルートでもその輸送密度の数値激減ぶりを観測するに至っていると聞きます。ただし、閑散地区を走るローカル線の事情はコロナ禍以前から横たわる問題として認識されており、結果としてここ数年の甚大災害とコロ...
時事・事象・社会現象

SNSの無秩序化が止まらない件

ソーシャルネットワーク(社会的なネットワーク)というだけあって、それは掲示板サイトよりもいくらかは秩序が担保されている空間だと思っていた時期がありました。しかし、このコロナ禍以降のSNSはおおよそそれらのイメージや先入観を覆すほどの無秩序ぶ...
文化・注目・有名現象

バーチャルを支える現実社会の諸問題

VTuberという一連のコンテンツがその市民権を獲得してかなりの時間が経ったように思いますが、バーチャルを冠したコンテンツ群を形成する人々による諸問題がここに来ていくつか顕著化するに至っているという事案を観測しています。実際のところ、彼らバ...
時事・事象・社会現象

多様性が多様な社会を殺す時代

多様性をもっと認知しようという動きが広まりを見せつつある昨今ですが、その反面で多様性に対しての拒絶反応を示す人たちの大声が響き渡るという事案を観測するに至っており、結局の所「ヒトの見地・許容の狭さ」を痛感するという事がありました。フェミニス...
日記・雑記・私的話題

趣味と営利の境界にて思うこと

趣味に営利的価値観を求めるというシーンが増えてきたように思うのですが、それは昨今「純然に趣味に没頭できなくなる」からではないかという話が出てきた際にふと考えてしまうことがあっていろいろと振り返る機会になってしまいました。ブログのついでにアフ...
文化・注目・有名現象

アニメの舞台は活気づくかどうか

ご時世の巣ごもり需要効果かどうかはさておきとして、昨今いろいろなアニメ作品の「聖地巡礼」が話題になる機会が増えたように思います。この効果に着目した登場ジャンルの商品メーカーや舞台となった地域がタイアップを図るケースも出てきたという噂もあり、...