平和を願い、武器を携える矛盾

未分類

平和の式典があったということで定期的に業務でも記事を書く8月の例の記事ですが、終戦から70有余年が過ぎても紛争そのものは無くならず、今なお多くの地域で紛争状態は続いているという話は…人類の永遠の課題であり抱え続ける矛盾のように思う次第です。紛争のカタチは時代の変化と共に変わり、私たちはいつだってカタチを変えて現存する武器でもって生きている…そう表現した方がしっくり来るくらい、現代社会は闘争に満ちあふれているといっても過言ではないかもしれません。

政治経済から資源・技術・産業の類、それらを取り仕切る情報と統制…それらは相応に物騒な土壌から出来上がってきた現代兵器と称するに値するものではいだろうか? そんなことを思いながら日々を過ごしています。最新の通信技術やそれらを操作する端末技術に至るまで…それらは軍事技術から民生技術への転用であり、用途の管理系統が変われば再び軍事技術網として再利用される…そう考えたことはないでしょうか? 何故、最新の通信技術を巡って国家間が牽制しあうかといえば…それはそれらが最先端の兵器になり得る存在だからだと、私は考察をする次第であります。それは、表向きの核軍縮よりも厄介な情報統制であり、次世代は火器を多く必要としない情報こそが直接的な兵器に成り得るのではないか…そんなことを考えてみると、世界の情報ネットワークの構築が急がれるといわれているのは「第三の世界的な戦争」の青写真のためなのかもしれません。壮大な憶測で馬鹿の戯れ言と吐き捨てられれば良いのですが…。

スポンサーリンク

昨今はまだアメリカと中国の5G覇権の係争状態のようですが、なぜ高速通信技術が国家脅威になるか…というのを逆算的に考えると、それは直接的ないし間接的な脅威に相当するからと分析するのが妥当性が高いと考えています。脅威という表現には語弊こそありますが、それは国家間の安全保障に関わるレベルの明確な脅威である…とすれば、緊張状態を高く設定してまでその事案に介入する必要はあり得るからだと思うからです。昨今の時代を混乱の渦にたたき込んできた事案というものがいわゆる情報工作であった…という陰謀論的な著書は多くありますが、おおよそその認識に狂いは無いものと考えています。ただし、それをその時代に読み解き文章化できるかというと…その8割くらいは的を外しているものと思われますが。

云うならば、歴史と符合させると見えてくるパスワードのようなものなのかもしれません。戦争の歴史は最先端の脅威の記録でもあり、大規模な戦争史には多くの最新兵器が投入されてきました…大規模な破壊を目的とする重火器の類の発展や迅速に破壊行為に及ぶための航空機、速やかに軍事拠点への報復攻撃ができるミサイル技術など…その原型やある種の系譜はおおよそ70有余年前の大戦時に構築が成されたものであり、私たちはその記憶を「戦争の記憶」として語り継いできています。軍縮はその前大戦時に於ける「過ちの部分」としての軍縮・産業への転換などを進めてきましたが…そこには新たな「核心」が有ったのではないかという気持ちがモヤモヤして止みません。それが「情報技術」ではないか…という疑念です。

現在の核技術を巡る驚異という一連の核軍縮への動きもまた、前大戦時の教訓に起因するものですが…その裏には「核の脅威情報の拡散」も含まれていたように思います。その後の冷戦時代には世界各地で核実験が行われたという話、そこから流出した核汚染の実情情報など…世界を核の脅威に陥れたのはおおよそ大戦末期の原爆投下による「核兵器の脅威性情報」であり、核実験への各国の参加は「核脅威に対しての対抗策としての核保有」への動向であり…現代に於ける世界レベルの共有知として「核の恐怖」が確立されたため、であるのではないでしょうか? 問題になっているいくつかの国の核保有に関連する核開発は水面下でまだまだうごめいていると聞きます。核を持つことで、核を持ちすぎた国との対等の地位を獲得する…それらは多くの秘密裏に核開発を進める国の野心的な部分であり、核大国に対する必然的な反発なのかもしれません。

ただ、核問題は今までの火器類の開発とは根本的に理屈の難易度が高すぎるという現実があります。基本的に核兵器とは共有知された驚異情報による「威嚇のための兵器」であり、世界情勢を鑑みれば実射は困難な兵器です。その上、保有に於いては厳重な管理運用が必要ですし、兵器が兵器として機能され続けるためには維持更新もまた必要になってきます。勿論、汚染物質が漏れれば生態系へのダメージのこともあり…核エネルギーの問題はその扱いにくさ故に非常に「厄介なエネルギー資源」と定義することが出来るのではないかと思います。発電用などのエネルギー生産向けの核エネルギー資源もいわゆる「最終処理」の問題を未だに抱えている状況にあり、現実としては「使うに使いきれない難しすぎるエネルギー」に区分されるものと思われます。このエネルギーは早急に代替エネルギー策に切り替える必要性の高いものと推測されます。

そして、それに取って代わろうという驚異こそが5G以降の情報通信技術網であり、最先端情報集約技術の各種になろうかという話。火器で都市を吹き飛ばすエネルギーよりも人を惑わせる情報でもって世界の覇権を狙っている国は…声を上げないだけであってどの国もその覇権を狙って止まないものでして、世界規模で勧められている核軍縮の動きの裏で「情報兵器による軍拡状態」は飛躍的に進んでいるのかもしれません。

それらはどういうニュアンスで、どういう意図でもって進んでいるかというのは知る由も無いのですが、はっきり言えるのは「世界は代替品でもって軍拡を続けている」のは間違い無いという話でしょうか。情報の統括による軍事転用であれば、僅かな情報発信によって多くの人を煽動できる…その有用性そのものは実は前大戦時にある程度の効果を発揮していたと言われており、それらに倣って得た情報が現在の米中間の情報通信技術の事案であり…これ以上のことは想像に難くない話ではないかと思われる次第です。

金も権力も、いま持っているスマートフォンも。実はこれから数年後くらいには「武器認定された危険物」になるんじゃないか、とか。これが馬鹿の戯れ言と一蹴されるくらい安穏とした時代にやってきて欲しいものですが…現実の未来はどの時代が求められているのやら。

コメント

タイトルとURLをコピーしました