あの日の憎悪発言を忘れてはならない

時事・事象・社会現象

カジュアルな言葉の暴力が振るわれるようになったことについて考える機会が増えましたが、今日という日は日本国内全体そういった暗黒面を俯瞰する一日になったと言えるかもしれません。安倍総理の辞意表明によって暴かれた反安倍派の本性が各地で観測される事態になりましたが、発言によっては人間性を疑うような攻撃的な発言も多く、政治運営に関わる責務を負った政治家の発言とはとても言いようがない発言も多く観測するに至りました。嬉しそうに号外を配っていた人がいたとか、このまま監獄まで追い詰めてやると鬼気として発言している人、難病持ちなんていう管理不十分者が国家の重責を負うななど…上から下までもう罵詈雑言の博覧会のようなSNSのタイムラインにしばらく精神ダメージを被りました。鬼の首を取ったような嬉々とした反安倍派の安倍ヘイトは正式に辞意表明をしてから大量にタイムラインを覆い、その目を覆いたくなるような憎悪と狂気に満ちたタイムラインが世界規模でトレンド入りするという地獄を見る日が来るなんて考えたくも無い地獄絵図だったのですが、公式発表から数時間経った今もそんな○○ツイートに満ちあふれているのは誰のどんな意図によって引き起こされた事態なのか。

これらに含まれるいくつかの看過できないヘイト発言は、今後ともネチネチと記憶してことある毎に当該人物に突きつけていくことになるものと思われます。国を良くしていこうという国家運営の団体に於いて必要最小限の礼節も持たない議員がいて、彼らの発言によって多くの人の名誉や人権が毀損されていくという事態が容易に想像できるからであり、それらがSNSに気軽に発言できるほど日常的に浸透した思考であるということは有権者としてはもっとしっかり記憶し、将来の選挙を質を上げるためにももっと記憶していかなくてはならないと思う次第です。今回の炎上事案のトップに躍り出た石垣のりこ氏の「大事なときに身体を壊す癖がある危機管理能力の無い人物」という発言は、少なくとも「差別的思想を排斥し、社会に於ける平等・対等性や福祉に対する理解を得る行為や発言」とは真逆の発言であり、それが日常茶飯事の発言のようにSNSにその旨の投稿が成されると言うことは、この人物の思想の根底にある素の部分名のだろうという結論に辿り着く以外にありません。フェイク多き昨今の調査データでどのくらいの安倍総理支持層がいたかは数字的なデータを出すことが難しいといわれていますが、少なくとも支持の是非に関係なく色々と問題の多い人事を抱えていたことがうかがわれ、「日本国政の暗黒部分の露呈」をワイドショーに流してしまった感があります。

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安倍総理の歴任期間が随分長かったことに不満をぶちまける人々のツイートが観測出来ますが、どれだけ多くの報道メディアの恣意的報道によってその功績や評価がゆがめられたかという事実がこれからどんどん浮き彫りになっていくと思う次第です。マスメディアがあれだけ大々的に「アベ下ろし」報道を展開し、重箱の隅をつつくような緊急性の低い事案でもって火急の議論機会を破壊してまわった記憶はこれからもどんどん語り継いでいかねばならず、それに煽動された人々や煽動を主催してきた人にはその多くを語ってもらいたい次第です。できれば煽動された人々のうっかり漏らしてしまった人格攻撃や毀損発言はできるだけ多くログを保存しておいて欲しい次第です。このコロナ禍に於ける混乱の度合いは諸外国のそれらよりも劇的に少なかったですし、毎年発生を続ける自然災害への采配も現状相応であったと思っています。すべてが手放しで良好評価というわけでは無いにしても、世界レベルの諸問題に全力で尽力したという意味では非常に高い評価に値する人物であったと思う次第です。政治手腕についてはここからは次期候補の仕事へと転換していくわけですが、この難攻不落の不安定世界情勢をこれだけ舵取りしてきたことについては反アベ思想のひとにも鑑みて欲しいと思っています。

今回燃え上がった石垣のりこ氏の大事なときに身体を壊すクセがある危機管理能力の無い人物」発言は、すべての難病や疾患持ちに対しての宣戦布告であるとも捉えられる非常に悪意を感じられる発言です。この発言でもって彼女の議員としての展望に失望した人も多いかと思いますが、障がい者を「障害者」として「害ある者」と認識していた数十年前の思想と何ら変わらず、それでいて協調もフォロー発言も無く責任追及録を突きつける発言は、全障害者・難病疾患者への攻撃的発言以外の何物でもありません。そんな差別思想をふんだんに含んだ発言の持ち主が「社会の多様性に寄り添った政治」などと発言しているのだから、彼らの議員団体のどのくらいが「与信に値するか」という話になりますが、私たちは彼女の思想の修正や更正に期待できるかという話は…まあ、ご想像にお任せします。

政治的発言をするツイッターユーザーが増えましたが、それは同時にこういった危険思想者の発見器になりつつあります。今までもこういった事案発生の際には「アベの陰謀だ!」と息巻いた発言があったりしましたが、自身の判断の甘さと危機管理の緩さ以外の何物でもなく、公序良俗が何かも解らない程度の人々であったと自己証明したようなものです。ツイッターをチラシの裏みたいに扱っている人もかなりいるようですが、仮にも「社会性(ソーシャリティ)のある空間の発言」であり、昨今は名誉毀損などの法的概念での取り締まりがトレンドになるくらいに責任性を伴う発言になってきているのですが、彼らの発言はそもそも理にかなった責任ある発言であるか? というのを私たちは逐一彼らに発信をしていく必要があるのかもしれません。

2020年8月28日という日が色々と大きな意味を持つ日になってしまったようですが、その意味をどれだけ後任の人々が汲み取れるか。私たちはここに来て「残留議員ガチャ」を目撃する羽目になりそうです。彼らに揺らがぬ意思と理想があり、日本のために出来る事を真摯に取り組んでいけるかを賭けた「政治家ガチャ」が近日中にあると思われるのですが、世界レベルで注目されている後任候補の名簿の是非が日本はおろか周辺国家を巻き込んでの壮大な「国家ガチャ」になる可能性は否定できず、私たちは数年先の近い未来のためにもこれらを少しでもリアルタイムで注視していかなくては成らないと思う次第です。この混乱に満ちた時代を相応に牽引してきた総理には感謝の言葉しかありません。願わくばこれからの次期選挙に於いて、社交辞令のひとつも交わせない議員の駆逐選挙があって欲しいものです。

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