日本ではVTuberが注目されるようになってから急激に動画投稿の情報が乱立するという状況になったと聞きます。今では個人から企業提携なども含め多くの動画投稿者たちが動画投稿サービス界隈に出陣し、四六時中動画制作と投稿に勤しむという激闘が繰り広げられているとかそうでないとか。おそらくはキズナアイ登場あたりからはじまったVTuber勢によって動画コンテンツの充実は劇的に加速することになった反面で、動画界隈ではそれらに纏わる新たな問題を多く出現させてしまうという話に発展しているらしいのですが…それはまた別の話で、今回は動画コンテンツを公開する動画サイトの話。
YouTubeコンテンツの収益化システムを背景にしているのは他ならぬGoogleさんであり、アドセンスなどの広告配信プログラムを動画サイトなど向けに改良し配信ベースに組み込んだあたりから「広告動画」を経て「収益化システム」を確立するに至ったという経緯があります。GoogleさんがYouTubeサービスを買い上げた時からその構想はあったようで、ここ2~3年で配信者向け収益化システムが確立されるにあたって「YouTuber」と呼ばれる発信者が現れるようになり、動画配信はひとつの「商業行為」としてその地位を確立させるに至るのですが…これから動画サービスは色々と問題を抱えていくという未来図を垣間見るには充分な傾向が見られているようで、少々香ばしい話が繰り広げられているとかそうでないとか。
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YouTubeが登場した2005年頃はまだまだ動画配信に至る環境は不十分であり、それらはGoogleの実質的な介入によってやっと形成されるに至ったという経緯があるとかそういう話。当時はインフラも勿論、再生機器なども限定的であったため利用はなかなかハードルが高かったという話だったのですが…昨今のスマホ時代になってようやく市民権を得た状況で、今度は利用頻度の激増でインフラが劇的混雑を極め…今の通信制限環境の礎になったとも言われるこの動画界隈ですが、昨今リアル側のYouTuberや仮想側のVTuberも含め新しい問題を抱え…更なる混沌の状況へと突き進んでいる実情があるとかで、またひとつ大きな節目を迎えている状況になりつつあると聞きます。その時点でも結構香ばしい話なのですが。
動画投稿界隈には色々な問題が混在しており、有名な部分だと著作権関連が大きくピックアップされることが多いようです。YouTubeサービス開始当初は相当数の著作権無視に纏わる問題が噴出し、訴訟の調停やら何やらでてんやわんやだったという話だったと聞きます。現状でもかなりの数の問題が転がっている状況と伺っているものの、マネタイズ参加関係からの「規約違反には収益凍結する方式」でもっていくらかの平穏が担保されるようになったとかそう出なくなったとかという話を聞き…さすがGoogle先生、ハンパないっすってなりました。多分ウェブ界隈でもっとも「アメとムチを使い分けるサービス配信者」として定評があるのは伊達ではないなといった感じでした。これにより、ある程度問題数量の削減には効果があったらしいです。
ただ、動画に纏わる問題は根本的に「知る権利 vs プライバシー保護権」といっても過言ではなく…ページビューを乱獲するための物騒な動画発信などの迷惑行為が定期的に問題になるという、発信メディア特有の問題を一般動画視聴者側にも持ち込んでしまうという厄介沙汰を連れてきてしまい定期問題になっているとも伺っています。地域によっては事件にまで発展する事態になるケースもあったとかで動画サービス元たるYouTubeとしては監視負荷を増やさざるを得なくなるなどの負担も増えているという話、日本でも迷惑系YouTuberによる半ヤラセ動画の配信やVTuberの「中の人の関係」で一悶着あったりと…動画普及期に於いては新たなジャンルの問題を抱える羽目になっているという話であり、引き続き動画界隈は香ばしい情報と共に「それでも視聴する層」によって何だかんだで運用は続けられているそうで、いつぞやのニコニコ動画の改悪沙汰の記憶が蘇ったりして憂鬱になるのですが…。
ただ、どんなに動画配信側と受信側に齟齬が発生したところでサービスそのものは四六時中運用され、利用者は一定数の利用をしているというのは変わらないという話。むしろ動画利用者は確実に日々増えているし、確実にトラフィックを圧迫しているという話。ヒマがあってアンテナがしっかりしている環境下ならとりあえず暇つぶしに動画を視聴する時代になった昨今、トラフィックを占有するのが動画サイトへの接続という状況はインフラ運営サイドとしてはわりと負担な話であり、特にそのインフラ負荷がモバイル回線側に多くのしかかっているという事情は…わりと厄介な話なのかもしれません。昔は固定回線で有線接続のパソコンでないとマトモに視聴できなかった動画サービス、今はこんなにも身近にメール感覚で利用できるっていうのは…まあ、いろいろと。
視聴予定リストに動画が溜まる速度の方が視聴消化のペースより早いっていう状況も無きにしも非ず、収益化が開始・運用されて動画トラフィックは激増し…出勤しない代わりに動画を投稿するなんてことが日常になってきたフシがある昨今の動画サイト。今でこそ相応に耐えられるバックホーンがあるものの、動画投稿者の人口がこのまま増加の一途を辿ったら…またそれはそれで多くの別次元の問題を引っさげてくるのかもしれません。例えば「動画サイトは時間泥棒説」とかいう話とか…朝起きて動画を見ていたら休日が終わっていた、とか。
こうして俯瞰して動画サイトを巡回していると…本当に良動画というのは多い。これが海外サイドにまで波及すると…本当に時間と消費のバランスが釣り合わない。これから視聴しきれない「動画未視聴メタボ」みたいなものが登場し、利用者を悩ませるのも…まあ時間の問題かもしれません。動画がリアルに波及するという仮想データとリアルタイムが交錯するような事案、これからは割と身近な問題として提起されたりすることとかが発生するのかもしれません。クソメディア化を遂げたどこかの放送局のあの事情が個人単位になるとか…という話が半分現実味を帯びてきたというのは、ちょっといただききれないというのもあります。
面白いと共存するっていうのは、肥大化してしまうと突然難しくなる。中の人も少しだけ動画界隈の人なので…ちょっと思うところもある。でも「未視聴動画に圧迫死」なんていう人生のオチは付けたくないと願うばかりです。また休日が、動画に吸い尽くされた。


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