写真趣味の定着と弊害に思う

日記・雑記・私的話題

スマホカメラの進化が止まらないのはユーザーとしては非常にありがたい限りなのですが、昨今そこから派生する撮影マナーの問題が定期的に提起されるようになり、趣味界隈の紳士・淑女を困らせるという事案が発生しているようです。スマホカメラの自撮りも然りですが、カメラ趣味界隈全体にマナー問題は波及しているという話もちらほらと情報が届くあたりに色々と思うことが。ごく一部の迷惑顧みないユーザーだけの問題だと信じたいのですが、カメラ趣味界隈全域にその「悪癖」は拡散しているらしく、結果としてカメラ趣味の界隈を住みにくい空間へと追いやっているとかそうでないとか。カジュアルなカメラ趣味がカジュアルに趣味層の首を絞めているとかそういう話にもなり得る話であり、わりと身近な由々しき事態なのですが。

写真趣味は撮影した画像を楽しむ共有趣味であり、「楽しくシェアしたい」という思惑があるはずなのですが…一部の自己中心的なユーザーのために色々と衝突沙汰が発生するといった話は定期的に上がってきます。撮影の趣味ジャンルによっては危険行為に及んでしまうこともあり、趣味界隈の紳士・淑女としては警鐘を鳴らしたいところです。ごく一部の「承認欲求の充足」のために「危険行為が蔓延してしまっている」なんていうこともあるらしく、この界隈に対してちょっとした危機感を感じる事態が発生しています。昨今その影響は動画界隈にも波及しているという話もあり、マナー問題は今どこへ向かっているのか。色々考えなくてはならない時期に来てしまっているようで辟易としています。

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そもそも、写真趣味はわりと高尚な趣味だった時期がありました。フィルムカメラ時代はカメラそのものがわりと高額な趣味アイテムだったこともあり、写真趣味を嗜むことは「ある種の上位ステータス」でもありました。もっとも映像を追求するが故にという問題ははらんでいましたが、それは趣味人の母数が少なく推移していたから大きく取り上げられる機会は少なかったようにも思います。携帯電話にカメラが一般的に搭載されるようになってからカメラが極めて身近な存在になり、撮影が当たり前の日常になった昨今はその「特に趣味としていなくても写真に触れる機会」とその人口は爆発的に増えたことが問題母数の向上の一因になっていると云われています。多くのユーザーは相応に適切に扱っていると思いたいですが、昨今は氾濫するほどの写真データが溢れかえっており、美しいセルフィーのためにスマホのカメラを選ぶとまで云われているほどにカメラ乱立時代になっています。カメラの性能を基準にスマホを選ぶというユーザーも多くなり、「スマホ=カメラ」という図式で作られた「最新鋭のカメラスマホ」というジャンルまで形成されているとか。そもそもスマホとはなんだったのか、電話機の発展型じゃなかったのかと思ったりすることもあります。

セルフィー 【趣味・習慣】

英語圏で「自分自身の画像を撮影する」という意味で用いられる「インターネット・スラング(俗語)」日本語の「自分撮り」や「自撮り」」などに相当する。 (weblio辞書より)

写真趣味の認知がありがたいという思いの反面で、より良い撮影結果のために危険やルールを侵す事案が増えてきたというのは耳の痛い話です。より良い鉄道写真を撮るために進入禁止区域に侵入するという事案にはじまり、私有地や禁止区域への侵入などが一部で激増したという話は趣味人としては首を絞める材料であり、ひいては趣味そのものの萎縮や偏見の拡散へと繋がってしまう行為なのですが、昨今その数字は顕著に出ているという話は定期的な話題になっています。悪いイメージは良いイメージの数倍のインパクトでもって刷り込まれてしまう都合、趣味界隈の悪癖」によって界隈は日々萎縮をしているといっても過言ではない、という人もいます。ネガティブイメージの払拭は難しく、日々の小さな趣味がネットで炎上対象になってしまったりする事例は昨今では明確にその数を増やしてきているという話で、「小さな個人の自己満足が趣味界隈全体を脅かす」なんてことも無きにしもあらずで、たった一件の事例でもって監視・統制が敷かれてしまうなんていうことも可能性としてはあるので、趣味はひとりのモノではない」ということを、嗜む趣味ジャンル云々に関わらずもっと共有したい意識だと思っている次第です。

何より趣味は「価値を共有する相手がいるからこそ成立する共存行為」であるがために、価値を大切にする同好の士とはちゃんと意思疎通をする必要がある分野です。今までは暗黙知でしか認識できなかった部分も多かったですが、昨今はネットで共有知を検索できる時代。もっと趣味ライフを楽しむために学ぶことを検索し知識を収集すればもっと楽しめるものが有るはずなのに、「何故そこで競い合って禁忌行為に踏み込むのか」というのはこの界隈ではかなり長い間云われてきた命題でもあります。昨今は「知らないが故の行為」「自分さえ良ければの行為」によってかなりの趣味界隈がわりと危険な状態に晒されているという実情を抱えています。趣味をより充実したモノにするためにも、私たちは趣味について「もっと探求する必要」が有るのかもしれません。下手の横好きや素人趣味でも何の問題もないし、「楽しめることが重要」な趣味行為にも、「楽しむために必要なルールと決まり事があるということ」を、もう少し気にして欲しいと思う、そんな昨今です。

線路立ち入りに関する法的問題 【法規】

鉄道営業法第37条では「鉄道地内にみだりに立ち入る行為」について科料10,000円未満とする罰則と定めている。新幹線の敷地内へ立ち入った場合には新幹線特例法の適用を受けることになって、より重い新幹線特例法違反の罪が成立する。(Wikipediaより)

写真趣味に加えて、昨今注目度を増している動画趣味にも、撮影にはルールとマナーがあり、それは趣味をこれからも楽しむために時には暗黙的に、時には求められて作られたルールやマナーが存在します。趣味の深淵を追求する過程に於いて強制する必要は無いに越したことはなく、これからも末永く趣味を謳歌するためにも策定されたルールやマナーについて「時々で良いから考える時間を持って欲しい」と願う次第です。スマホのカメラのおかげで多くの人が写真趣味の楽しさを知ったと思いますが、その写真や動画にどんな意味が込められて、それらの撮影に何が伴ったかを、少しだけでも考える時間を持って欲しい。少なくともカメラを向けたと思われたが為に警察沙汰になったり無用な職務質問をされたりするような時代であって欲しくはないから。少しでも多くの人に楽しい趣味として定着して欲しいから。敢えて提唱したい、一眼レフを携えたおじさんが「カメラを持っている」というそれだけの理由で職務質問の嵐に晒される時代にはなって欲しくない。そう願わずには居られませんが、過去に数回その類の職務質問はされた事があるので、撮影倫理やモラルの類にはこれからも少しで良いので関心を寄せて欲しい次第です。

 

 

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