昨今は過去の怨恨に纏わるネタが急増を遂げており、どの界隈に於いても謝罪と賠償を求める何かがあれこれと起きているという話を聞きます。個人から国家間に至るまでの多くが過去にとらわれた思考のもとに未来を棚上げするという図式が形成され、それによる怨恨の思いが錯綜するという…なんとも不毛な世界がそこに出来上がりつつあるという話であり、未来志向を唱える多くの人が「未来は過去を掘り返すための口実」として未来を利用しようとしている件についてはもうツッコミの余地すら無いという話。世界は過去に起因する今より先の事については本当に興味が薄いのかもしれません。
過去という時間軸の出来事に対しては時間軸を遡って修正するというような事は出来ませんので、それらを「教訓として未来に反映させる」くらいのことで対応の代替行為とするくらいしか出来ないかと思います。ただ、昨今の国際情勢を筆頭に「過去の○○はこうだった!」論でもって論争が繰り広げられる問題が多数噴出し、おおよそは絶対に解決しないであろう論争劇が繰り広げられるという終わらない悪夢のような事態がいまそこまで迫ってきているという話。だとすれば平和という時代は未来永劫訪れることはなく、主張を通すための流血はさらに増えるであろうという話であり…私たちは平和という名の何か違うものを求めているのではないかという気持ちになって止みません。
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おそらくは世界は多様化をしすぎてしまい、その多様化した思考や思想の衝突機会が極端に増えたからではないか…国際観念に於ける昨今の世界情勢は少なくともそういう風に捉えることが出来そうです。善し悪しは少なくともその国の価値観などで醸成される判断基準であり、個人や団体が唱える正義の類の叫びもまた「彼らの個人的主観と価値観に基づいた意思」と考えることが出来ます。要は「正義も悪意もともに個人の価値観に即した意思」であり「正義は人の数だけある」という話。思考を凝らし研究を進めてきた人々の未来提案などは多くの感情論者によって破壊され、昔のアレは○○だった!などの過去思想へと邁進をしている現状を抱えているのではないかと思う次第だったりします。
「変える事が出来ない過去が話のタネ」である都合、その問題の根本は「未来永劫解決しない」という可能性を強くはらんでいると考えています。未来という名の過去の悔恨を延々と続けられるという「そもそも解決意思のない話」をされるというのはそれこそ遺憾な話なのですが、それらが今となっては当たり前のようにスタンダードなネタにされているという話は本当に彼らの無為無策ぶりを露呈するには充分過ぎるという話。この話でもって延々とタカり続けるという話はどこかで聞いたような話ですが、これをまっとうな意見として提示する当たりが本当にアレな話であり「会議が茶番になる理由」なのかと思われる次第です。解決策が見当たらなかった過去の問題を時間と労力を掛けて共に解決しようというニュアンスの話が未来志向であったと思ったらそもそも解決意思なんてなかったというのが昨今の未来志向の話は昨今枚挙に暇がないくらいであり、私たちはあとどのくらいの茶番劇を傍観しなくてはならないのかと思わずにはいられません。
長い時間を経て形成された価値観の変更はとんでもないほどの労力を要する作業で、多くの場合は受け入れがたいものという認識になると聞きます。結局のところ議論という名のゴネ合戦を延々と続けるという図式が出来上がり、気がつけば目的やら手段やらがすり替えられていたという話に落ち着いてしまうと云う話に辿り着くというオチにもならない話が形成されるという話。政権を批判する人々が目を引く未来予想図を提示しない代わりに挙げ足取りばかりしているという現状がよく引き合いに出されますが、議論の軸を動かしたところで茶番は茶番であり、そもそもの解決策には出来ないという話。そして、茶番の主役たちは決まってそのことを何一つ認識していないというおまけ付き…上から下までの社会がこの構造で落ち着いてしまっているあいだは少なくとも世間の潮流は変わらないし、変えない方がまだ幾分マシという話は本当に耳の痛い話です。時代は今、ブーメランの時代だそうです…。
少なくとも、日本の政治経済界隈に本当の意味での未来志向は極めてレアリティの高いものであると云わざるを得ません。平成時代に於ける未来投資がおおよそ焦げ付いてしまった事実も含めて多くは「絵に描いたモチで食いつなげ」というニュアンスの話であり、無理難題の押しつけと問題の先延ばしに尽きたという話に帰結してしまいました。これからも未来を謳う多くの事案はそういった類の事案の引き金になることは容易の想像出来る次第であり、不安定要素の多い未来に対して予想も設計もない突撃は確実に破綻するという話であり、近年「未来志向を謳うものに対して警戒を怠るな」という話。そもそも未来へのエネルギー投与はわりとギャンブル性の高い行為であり、ロードマップも描けない人が安易に未来に賭けるなんて行為に踏み込んではいけないという話であり、未来の失敗は何かしらの形で負担が帰って来るというわけでして…安易に未来を語る人間を鵜呑みにするような行為に出てはいけないな、という話でした。


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