世間はハラスメントの一大時代とも揶揄されるくらいに「嫌がらせ精神」に満ちあふれていると昨今は囁かれているようですが、知って知らずに関係なく「既存の常識観による無意識のハラスメント」や「知っているが故に意図して行われる恣意的ハラスメント」などの多種多様なハラスメントが全国各地で横行しているとも言われていると聞き及んでいます。個人や地域レベルのハラスメント各種は勿論のこと、昨今は多忙に追われる現役世代から莫大な税金を搾取しようとする「国家によるタックス(税金)・ハラスメント」に至るまで、日常のありとあらゆるシーンにハラスメントが侵入を試みているという話のようで、もはや性善説の機能不全は白日の下にさらされてしまったとまで言われいるらしいです。全てを疑うというのも非情な話ですが、それくらい社会に信用性というものが欠損してしまったというのは間違いない部分でもあり、悩ましい話になっているようです。
これらの解決に掛かるエネルギーは莫大なものであり、数年規模の時間で解決できるものではありません。その上、時代の変革による価値観基準の変化の速度は著しく、既存の価値観のアップデートが終わった直後にはもう「次のアップデートが始まっている」というケースも少なくなく、変化の速度に対応出来なくなってしまうという事態は、色々な分野に於いて常態化しているという部分でもあります。いちいち怒鳴り散らすような事にはなりたくないとはいえ、理不尽に変化を迫られる部分には色々と思うところもあります。
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ハラスメントの発端の多くは「知らない事」に起因することが多いと聞いたことがあります。「モノの性質」や「サービスの内容」、「仕組みや方向性の知らない部分」などが根底にあり、それを利用する・知る際に「理解が追いつかない」事に対するストレスや理不尽さなどに対して抱く感情のひとつであるという認識です。単純に感情的になってのハラスメントというのも存在する訳ですが、結果として「何かしらの理不尽を感じた際に行動してしまう非理性的な行為・迷惑を伴う行為」をハラスメントとして定義することが出来そうです。冷静で在り続けることは今となっては損益を被ることになることも多いと異論を唱える人もいますが、感情的に暴走してしまうことの方が損益を大きくしてしまうことも多いという認識であり、この問題の多くが無数の理不尽を内包している厄介な問題という認識です。
ハラスメントの定義
嫌がらせやいじめなどの迷惑行為によって不快感や不利益を与え、尊厳を傷付ける行為を指す。昨今は直接的な行為だけにとどまらずインターネットを介したハラスメントなども顕著化しており、ハラスメントの総件数は著しく増加傾向にある。
昭和から平成を経て令和に至るまでに「インターネットによる情報社会化」という大きな出来事があって以来、常識観のアップデートの頻度は激増し、その内容も莫大な情報量が占めるようになりました。特にスマートフォンが普及期に入って以来の情報量のアップデートは多くの人が対応に苦慮する程度に情報総量が増えてしまった状態で、情報の取捨択一が難しくなってしまったと言われています。また、多様性に対する考え方を迫られるようになった昨今の価値観にまつわる諸問題はその情報の取捨選択を更に難しいものへと変貌させたと言われており、昨今見られるようになったのは「どの常識や価値観が正しいか・正当性のあるものかの判断に困る」ケースが増えたという話だとか。また、「知らない事を悪用した事案」が確実に増えているという話は本当にここ数年で激増しており、制度変化に伴う事案を悪用した新手の詐欺事件や犯罪行為に利用されるといったケースを多く観測するに至っています。形骸化したのが情報基準のアップデートなのか性善説を基軸とした社会性なのかはさて置きとして、今は「アップデートに投じられる時間も労力も予算も欠損している状態」であるのは間違いないと言えるのでは無いかと思う次第です。
「失われた30年」と表現される平成という時代には多くの喪失があったと言われています。地域交流や社会への関心なども挙げられていますが、もっとも喪失を余儀なくされたのは「バブル経済崩壊に伴う金銭的・心的余裕の喪失」なのかもしれません。無駄によく似た余裕の部分を切り捨て「効率化だ」と声高らかに叫び、人的資源を派遣制度ですり減らし、教育分野の将来投資を無駄と一蹴した昨今。金銭的貧困は勿論のことですが、それ以上に「余裕の喪失に伴う思考と学習意欲の欠損」は深刻であり、今後の社会的アップデートの遅延と混乱に繋がると囁かれているようです。少なくとも社会的教育水準は劇的に低下し、治安悪化や倫理観欠如などを伴う若年犯罪も増加傾向にあります。「貧しくなる権利がある」などと言った政府関係者がいたという話もありますが、金銭的経済だけが貧困ではないという事実に誰が言及したのかという話は、今後世代交代が発生するであろう半世紀先くらいまで語り草になりそうな「悪名高き政治転換」になりそうではあります。
「知的貧困」にまつわる問題
「知らないこと」に起因する問題のひとつで、「知らないことによる損益を被る諸問題」を指すケースが多い。詐欺や犯罪教唆などに繋がるケースも多数あり、昨今の治安悪化の一因ともされている。いわゆる「知らない事によって回避できたはずの問題が回避できない」という問題と言われている。
昨今「国民のための政治」を謳う政党が「国民主導の政治を」と越えたからに叫んでいますが、国民が望んでいるのは「予断を許さない一刻も早い生活水準の回復」であり、「政党の主導権回復を待つ余裕」なんてものは一切存在しない極めて切迫した状況の回復です。「政治とカネの問題の解決」より先に早急に行って欲しい政策や財政は山のように積んでいる状態に於いて責任追及にあたる諸問題の多くは「優先順位の低い問題」という認識であり、「本当に国民主導の政治がそこにあるのか」という状況的な問題は、現在の政府・政治家に対する信用の失墜の基礎となってしまっています。平成という時代に現役だった世代の多くが30年という時間に希望的観測をもって待ったと思われますが、その希望的観測の多くが木っ端微塵にされてしまった今となっては、政府機関のどの言葉も信用に値しない「何一つ響かない言葉」に成り下がってしまっており、もはや政府機関は「国民の憎悪の対象」になりつつあります。願わくは早急な国家方針の策定と実施による信用回復を願うばかりですが、彼らが30年以上かけて何をやってきたかという実績を鑑みると、日本という国の価値はそろそろデフォルト寸前の状態なのかもしれません。



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